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就労支援事業所の収入の仕組みについて

就労支援の事業所は、どのような仕組みで収入を得ているのでしょうか。

就労支援の収入の3つの要と構造について、詳しく解説します。

利用者と事業者それぞれが今よりも収入アップを図るにはどうすれば良いのか、堅実な方法も参考にしてください。

目次

就労支援事業所の収入構造

就労支援事業所の収入源は、主に次の3つです。

  • 障害福祉サービス報酬(基本報酬+加算報酬)
  • 事業収入(作業収益)
  • 助成金・補助金

それぞれどういった内容なのか見ていきましょう。

障害福祉サービス報酬(基本報酬+加算報酬)

就労支援事業所の大きな収入源となるのが、国民健康保険団体連合会から支払われる障害福祉サービス報酬です。

障害福祉サービス報酬は、基本報酬+加算報酬の合計になります。

基本報酬:利用者数とサービス提供時間に応じて支払われる
加算報酬:加算一覧項目に当てはまる質の高いサービスを提供した場合に支払われる

  • 初期加算:事業所を利用始めて30日以内に算定
  • 欠席時対応加算:利用者が急病などで欠席した際に支援実施
  • 福祉専門職員配置等加算:資格保有の職員の配置によるサービス品質向上
  • 賃金向上達成指導員配置加算:利用者のキャリアアップのためのサポート職員を配置
  • 訪問支援特別加算:長期欠席利用者への訪問支援の実施

上記のような加算事例があり、各事業所に当てはまる加算項目を申請して算出されます。

加算項目は毎年変わるので、チェックが必要です。

事業収入(作業収益)

事業収入とは、事業所で利用者が行う作業によって発生する収益のことです。

A型B型でそれぞれ、生産活動内容が異なるので収入額も変わってきます。

生産活動には、軽作業やパソコン業務、農作業、製造ライン業、販売などさまざまな種類があり、B型のほうが簡単な作業です。

事業収入は利用者の給料や工賃、事業所の運営費として活用します。

助成金・補助金

国や自治体で、就労支援事業所の運営支援のために準備された助成金や補助金です。

事業所の人材育成やサービス拡大、設備投資などに使います。

就労支援事業所が高収入を得るための方法

高収入を実現するために、就労支援事業所が行うべき事項は以下です。

  • 加算報酬の積極取得
  • 利用者定員に対して実利用率を高め稼働率を上げる
  • 地域企業や行政との連携を深め、営業広報に力を入れて仕事や利用者を確保
  • 工賃向上助成金、設備導入補助金などを活用

就労支援事業所では、基本報酬だけでなく加算報酬の取得に力を入れることで収入アップできます。

加算一覧は毎年内容が変わるので、よく確認するとともに申請漏れしないように気を付けましょう。

そのためには、実績書類や記録をしっかり残しておくことも大切です。

利用者が定着することで生産量も増えるので、そのために質の高い就労支援プログラムを企画提供したいものです。

SNSやネットの力も大きいので、それらを最大限に活用して事業所の情報を発信して営業していきます。

助成金や補助金に関しても、期限内に申請忘れのないように気を付けましょう。

A型B型事業所別収入アップ方法

A型とB型で、収入を上げるポイントは多少異なります。

それぞれの戦略内容は以下です。

就労支援A型事業所

A型事業所は生産性のアップにより、事業者収入の向上も叶います。

利用者のスキルによって作業配置を考え、外注業務も積極的に取り入れましょう。

取引先と価格交渉をして、単価アップを図りたいものです。

就労支援B型事業所

B型事業所は最低賃金を払う義務はなく工賃が低めですが、工賃月1万円以上を目指せば加算や助成金の対象になります。

そのために、ハンドメイド品のクオリティアップや農産物のブランド化を図るのも良い方法です。

おしゃれでかわいく見えるようにパッケージに工夫するなど、商品の付加価値を向上させましょう。

道の駅やハンドメイドイベントへの参加、ECサイトなども活用して、販売チャネルを広げて営業します。

就労支援利用者が高収入を得るための方法

就労支援利用者が高収入を得るためには、以下の方法があります。

  • B型の事業所からA型へ移行することで最低賃金の保証アリ
  • 就労移行支援により、一般企業に就職する
  • B型事業所の場合、工賃の高い事業所や職種を選ぶ
  • 障害年金や生活保護制度の併用

いずれの場合も体調に無理のない範囲で策を考えましょう。

まとめ

就労支援事業所の収入は、基本報酬と加算報酬を合算した障害福祉サービス報酬が主であることがわかりました。

さらに、生産による事業収入と、助成金や補助金という収入構造です。

事業所が収入アップのためには、生産性の向上や商品の付加価値を狙うといった戦略や広報営業が必要となります。

利用者は体調に無理のない範囲で、B型からA型への移行や工賃の高いB型事業所を選びましょう。

以上、就労支援事業所の収入の仕組みについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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